「ネット通販なんて無理」と諦めていた水戸のパン屋が、持続化補助金で売上20%アップした話

小さなパン屋さんが「不安」から「20%アップ」へ踏み出した話
水戸駅から少し離れた住宅街に、小さなパン屋さん「こむぎの実」があります。
夫婦ふたりで切り盛りしている、昔ながらの町のパン屋さんです。
店主の佐藤さん(50代)は、ある冬の日、帳簿を見ながらため息をついていました。
「ここ数年、売上が少しずつ下がってるなあ……」
近くには大きなスーパー。駅前にはおしゃれなベーカリー。
「うちみたいな小さな店は、この先どこまでやっていけるんだろう」
そんな不安が、じわじわ胸にたまっていました。
「通販なんて、うちには無理でしょ」
ある日、商工会議所から届いたお知らせに、こんな言葉がありました。
「お店の新しいチャレンジを応援します(持続化補助金のご案内)」
持続化補助金は、かんたんに言うと「小さなお店が新しいことに挑戦するとき、その費用の一部を国が応援してくれる制度」です。
でも佐藤さんの反応は、正直、こんな感じでした。
「ネット通販なんて、都会のすごい店がやるものでしょ。
うちはパソコンも苦手だし、写真も上手く撮れないし……。」
そのチラシをゴミ箱に入れかけたとき、奥さんがぽつり。
「この前、東京に引っ越した常連さんが言ってたじゃない。
“ここの食パン、通販で買えたらいいのに”って」
その一言が、心のどこかに引っかかりました。
「失敗したらどうしよう」が頭から離れない
商工会議所に相談に行くと、
- 補助金の申請書づくりは、サポートを受けられること
- ECサイトづくりは、専門家も紹介してもらえること
を教えてもらいました。
話を聞いているときには、少しだけ希望も湧きました。
「もしかして…うちでも出来るのかな?」
ですが、家に帰ると、また不安がよみがえってきます。
- 「ネットで売って、本当にお客さんが来るのか?」
- 「手間ばかり増えて、赤字になったらどうしよう」
- 「申請に落ちたら、時間のムダじゃないか」
布団の中で何度も同じことを考えてしまい、なかなか寝つけない日もあったそうです。
それでも、心のどこかでこうも思っていました。
「何もしなかったら、このままじわじわ弱っていくだけかもしれない…」
「全部やる」のをやめて、「できる範囲」に絞った
決定的な一言は、常連さんから届いたメッセージでした。
「おじさんの食パン、遠くの友だちにも食べさせたいんだよね」
その日、店を閉めた後、佐藤さんは決めました。
「よし。“全部”は無理でも、“できるところから”やってみよう」
相談を重ねて、こんな形にまとまりました。
- 通販で売る商品は、「食パン」と「焼き菓子」など日持ちするものに絞る
- 注文受付日は「週○日だけ」、発送日もあらかじめ決めてしまう
「何でも売る」のではなく、「自分たちで無理なく続けられる形」にしたことが、後から振り返ると大正解でした。
はじめての注文メールで、手が震えた
補助金の申請が通り、ECサイトも完成。
…しかし、公開してから数日は、注文ゼロ。
「やっぱり誰も見てないのかな…」
そう思い始めた頃、閉店前にスマホがピコンと鳴りました。
「新しいご注文が入りました」
送り主は、東京に引っ越した元常連さん。
「うわ、本当に注文が来た…!」
心臓がドキドキして、少し手が震えたそうです。
- 食パンを丁寧に焼き上げる
- 冷めるのを待って、一つひとつ包む
- 手書きのメッセージカードを添える
- 段ボールに詰め、宅配便の伝票を書く
箱を閉じるとき、ふとこんな思いが浮かびました。
「うちのパンが、またあの人の朝ごはんになるんだなあ」
その夜、届いたメッセージ。
「久しぶりに、ここの食パンが食べられて涙が出ました。また頼みます!」
不安でいっぱいだった心に、ぽっと小さな灯りがともった瞬間でした。
売上20%アップより、大きなもの
ECサイトを始めて半年。
数字を見直してみると、売上は約20%アップしていました。
- 雨の日や猛暑の日に来店が減っても、通販の注文が入る
- ヒマな時期の「売上の谷」が、前より浅くなった
何より佐藤さんが一番うれしかったのは、この一言でした。
「うちはまだ、新しいことに挑戦できるお店なんだって思えました」
「うちもできるかも」を、形にしていくお手伝いをします
このパン屋さんのストーリーは架空ですが、
実際にご相談を受けていると、似たようなお話をたくさん耳にします。
- 「補助金って聞くと興味はあるけど、申請書が難しそう」
- 「何を書けばいいのか分からない」
- 「そもそも、うちみたいな小さな店でも対象になるの?」
と感じて、一歩目が踏み出せない方がほとんどです。
その「もやもや」や「不安な気持ち」に寄り添いながら、
「うちもできるかも」を「実際にやってみた」に変えるお手伝いをするのが、当事務所の役割だと考えています。
小規模事業者持続化補助金とは?
「小規模事業者持続化補助金」は、
商工会議所・商工会に加入しているような “小さなお店・小さな会社” のための国の支援制度です。
かんたんに言うと、
「お店の売上アップや、経営の立て直しにつながる取り組みをするときに、
その経費の一部を国が負担してくれる仕組み」
だと思っていただければ大丈夫です。
たとえば、こんな使い方がイメージしやすいです。
- 新しく ホームページや通販サイト(ECサイト)をつくる
- お店のことを知ってもらうための チラシやパンフレットを作る
- 店頭の看板やメニュー表を分かりやすく リニューアルする
- 新しいサービス・新メニューを始めるために、告知や集客にお金をかける
など、「お客さまにもっと知ってもらい、来てもらうための取り組み」に使える補助金です。
おおまかな流れ
細かいルールは公募のたびに変わりますが、流れのイメージは次のとおりです。
- 「こういう取り組みをしたい」という計画を考える
(例:ECサイトを立ち上げて、遠方の常連さんにもパンを届けたい 等) - その計画をもとに、
商工会議所・商工会の支援を受けながら申請書を作成して提出する - 審査に通れば(=採択されれば)、
実際に取り組みを実行する - かかった経費の一部が、あとから補助金として支払われる
という順番です。
注意しておきたいポイント
- 募集の 時期や内容、上限金額や補助率 は、毎回少しずつ変わります
- 自分のやりたいことが対象になるかどうかは、
最新の募集要項(公募要領)を確認する必要があります
この記事では分かりやすさを優先して、あえて大まかな説明にとどめています。
実際に申請を検討されるときは、専門家や商工会議所などに「今の制度で対象になりそうか」を
一度確認していただくのがおすすめです。
つむぎ行政書士事務所の「持続化補助金」申請サポート
当事務所では、持続化補助金などの申請について、
次のような流れでサポートを行います。
① 「やりたいこと」を言葉にするヒアリング
まずは、雑談に近いところからお話を伺います。
- 今の売上やお客さんのこと
- 「本当はやってみたい」と思っていること
- 不安に感じていること
を、一緒に整理していきます。
「ECサイトをやりたい」のようなはっきりした希望がなくても大丈夫です。
「なんとなくこのままじゃ不安」「少しでも売上を増やしたい」
そのくらいのスタートでかまいません。
② 「補助金で応援してもらえる計画」に組み立てる
お話をもとに、
- どんな取り組みなら補助金の対象になりそうか
- 今のお店の強みをどうアピールするか
- 「不安」も含めて、どうストーリーとしてまとめるか
を一緒に考えます。
専門用語だらけの「難しい計画書」ではなく、
あなたの言葉で語れる計画になることを大切にします。
③ 申請書の作成サポート・チェック
実際の申請書づくりでは、
- 書く内容の骨組みづくり
- 文章の整理・読みやすさのチェック
- 必要な数字(売上の見込みなど)の整理アドバイス
などを行います。
「丸投げOKです!」というよりも、
「一緒に考えながら、ちゃんと伝わる形に整えていく」
スタイルを大事にしています。
その方が、採択された後の実行もスムーズになるからです。
④ 採択後の「さて、どう動こう?」も相談できます
補助金は「採択されて終わり」ではなく、
そこからが、本当のスタートです。
- ECサイトをどう活かしていくか
- 既存のお客さんにどう知らせていくか
- 店内のPOPやチラシはどうするか
など、実際の運用のところも含めて、相談相手として伴走いたします。
(※どこまでサポートするかは、ご予算や状況に応じて個別にご相談となります)
こんな事業者さまに、特に向いています
- 地元のお客さんに支えられている、小さな飲食店・小売店
- 新しいことをしたい気持ちはあるが、「書類」と「パソコン」が苦手な方
- 「補助金に興味はあるが、何から聞けばいいのか分からず止まっている」方
- 「派手なことではなく、自分たちらしい一歩を応援してほしい」方
もし、ひとつでも当てはまるものがあれば、
パン屋さんの佐藤さんのように、
「うちもできるかも」から「やってみてよかった」へ進める可能性があります。
持続化補助金・よくある質問(Q&A)
- そもそもパソコンが苦手で、申請書なんて書ける気がしません。それでも大丈夫ですか?
はい、まったく問題ありません。 実は、申請書で一番大切なのは「きれいな文章」ではなく、「商売への熱い想い」や「現場のリアルな悩み」です。 当事務所では、難しい文章を考えていただく必要はありません。「こんなことをやりたい」「ここが困っている」というお話を口頭で(またはメモ書きで)教えていただければ、私が行政の審査員に伝わる言葉に翻訳して書類を作成します。パソコン操作もこちらでサポートしますので、ご安心ください。
- まだ「これをやりたい!」と決まりきっていないのですが、相談してもいいですか?
もちろんです。むしろ、その段階でのご相談が大歓迎です。 「何か変えたいけれど、何から手をつけていいかわからない」という状態から、壁打ち(対話)をしながらアイデアを固めていくのが私の得意分野です。「看板を変えるのがいいか、チラシを配るのがいいか」といった作戦会議から一緒に始めましょう。無理に申請を勧めることはありませんので、まずは雑談のような気持ちでお話しください。
- もし不採択(審査に落ちる)になってしまったら、費用はどうなりますか?
リスクを最小限にするプランをご用意しています。 補助金は競争ですので、残念ながら100%通るとは限りません。そこで当事務所では、着手金(最初にかかる費用)を抑え、採択された場合にのみ報酬をいただく「成功報酬重視」のプランもご提案可能です。 また、万が一不採択だった場合でも、審査員からのコメントを分析し、次の公募での再チャレンジをサポートいたします。「通るまで諦めない」という姿勢で伴走しますので、まずはリスクも含めて正直にご説明させてください。
最初の一歩は、「相談してみる」だけでOKです
補助金は、毎年ルールやスケジュールが少しずつ変わります。
「今の公募で、あなたのやりたいことが合いそうかどうか」も含めて、
こちらから分かりやすくご説明いたします。
「申請するかどうかは、話を聞いてから考えたい」
というスタンスで大丈夫です。
パン屋さんのストーリーのように、
- 不安はあっても
- 完璧じゃなくても
- できる範囲から少しだけ踏み出す
その一歩を、つむぎ行政書士事務所がそっと後押しできればうれしく思います。
お問い合わせ
ご相談は、どんな段階でも大丈夫です。
「手続きの流れを知りたい」「自分のケースで進められるか確認したい」「期限までに間に合うかだけ聞きたい」といった内容だけでもお気軽にお知らせください。
つむぎ行政書士事務所では、茨城県全域(水戸市・ひたちなか市・県央エリアを中心に、つくば・土浦など県南エリア、日立など県北エリアも含めて対応)で、建設業許可・産業廃棄物収集運搬業許可などの許認可申請、創業支援、補助金・経営相談をお手伝いしています。
内容をうかがった上で、「対応可能か」「どのように進めるか」「おおまかな費用感」をご案内いたします。
この時点では正式なご依頼(契約)にはなりませんのでご安心ください。
初回のご相談は無料です。

