【まだ登録してない?】CCUSは“元請のため”だけじゃない。下請こそ得する3つの理由

今回は、建設業界で広がっている「建設キャリアアップシステム(CCUS)」について、「ウチみたいな小さな業者でも関係あるの?」という方に向けて分かりやすくご紹介します。


目次

そもそも「CCUS」ってなに?

簡単に言えば、職人さん一人ひとりの資格や現場での就業履歴をカードで記録できる仕組みです。
このカードを使って、現場に入るたびに専用機器やスマホで“ピッ”とタッチすることで、

  • いつ、どこで、どの工事に関わったか
  • どんな資格・技能を持っているか

が自動的に蓄積されていきます。

国交省が主導して作った制度で、将来的にはこのカードがないと現場に入れないという流れが強まっています。


なぜ今、こうした制度が必要なのか?

建設業界では、職人さんの高齢化や人手不足が深刻です。
「誰が何をできるのか」がブラックボックスになっている状態では、若手も育ちません。

CCUSは、経験やスキルを“見える化”して、正しく評価される仕組みをつくることを目的にしています。
つまりこれは、現場で頑張ってきた一人ひとりの職人が、ちゃんと報われるための制度なんです。


登録の広がりと現状

  • 登録技能者:166万人(2025年5月時点)
  • 登録事業者:29.5万社(うち一人親方 約10万)

数字だけ見ると「まだ半分くらい?」と思うかもしれませんが、大手・中堅ゼネコンやハウスメーカーでは“登録していることが前提”の現場が増えてきているのが実情です。


普及が進みにくい理由は?

現場の声として多いのは次の3つです。

よくある不安実際はどうなの?
「登録料が高そう」一人親方なら登録料0円。個人事業主でも5年で6,000円(年1,200円)です。
「操作が難しそう」スマホが苦手でも、紙の申請書やサポート窓口、行政書士による代行も使えます。
「履歴がちゃんと残るか不安」カードリーダーが無くても、スマホでタッチできるアプリがあります。レンタルもOKです。

それでも下請が登録すべき3つの理由

① 「この会社は信頼できる」と思われる

  • 大手ゼネコンやハウスメーカーは、自社の民間現場でも「CCUS登録済」が入場条件になりつつあります。
  • 例:大和ハウスはCCUSのレベル別に日当の加算手当を導入。登録していないと仕事を回してもらえないリスクが。

👉 登録しておくことで、今後の受注機会を確保できます。


② 賃金や掛金に反映される流れがきている

  • 登録・レベル認定済みの技能者には、建退共の掛金を元請が全額負担してくれるケース(例:鹿島建設)も登場。
  • レベルアップ時に「昇格祝い金」や「技能手当」が支給される中小企業も増えています。

👉 「登録すればすぐ賃金アップ」とまではいかないものの、評価されるきっかけになるのは確かです。


③ 書類業務がラクに!信用力も上がる

  • スマホアプリを活用すれば、タッチするだけで就業履歴・安全書類が自動作成されるため、月10時間の事務作業削減という例も。
  • 2025年には「技能者を大切にする企業」として国交省が認定・公表する仕組みが始まります。小さな会社でも“しっかりした業者”として見られやすくなります。

「でもウチはスマホも苦手で…」という方へ

大丈夫です。
カード登録や運用の手間は、行政書士などの専門家に代行依頼できます。

  • 必要書類を渡せば登録手続きはこちらで対応
  • スマホが苦手でも、紙リーダーや代替機器の提案・設定もサポート
  • 操作練習・現場での使い方も一緒に確認できます

「代行を頼むと高いんじゃないの?」という声について

確かに登録費用そのものは安いですが、自分でやるとなると――

「写真アップロードで何回もエラーが出る」
「何が完了しているのか分からない」
「履歴が残っていないまま数ヶ月…」

というケースもよくあります。
慣れないIT操作に時間を取られるより、“登録して確実に使える状態まで整える”ために専門家を使う方が結果的に安くつくことも多いです。

さらに、登録や機器費用に使える助成金(最大50万円)もあり、行政書士費用込みでも実質無料で導入できる場合があります


登録までのステップと費用感

ステップ所要時間費用(目安)
技能者カード申請30分約3,500円(10年有効)
事業者登録(個人)15分6,000円(5年間有効)
スマホアプリ導入1日無料〜月500円程度

※助成金を活用すれば、初年度コストは実質ゼロの可能性も。


まとめ:今やっておけば“後で困らない”

  • 現場ではすでに「CCUSがあるのが当たり前」の時代に近づいています
  • 評価・受注・書類の効率化…下請こそ恩恵が大きい
  • スマホが苦手でも、人に頼ってOKな制度です

💡 「まずはカードを作る」だけでも、一歩先に進めます。
ご相談いただければ、登録・設定・助成金申請まで一括でサポート可能です。
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