建設業許可の“稼げる業種”はコレ!今後ニーズが高まる10選をランキングで解説【2025年版】

空き家・再エネ・5G・リノベ市場が牽引する「稼げる業種」とは?

目次

はじめに

建設業界は新築需要のピークを過ぎ、いまはストック型・省エネ改修・防災インフラ・通信整備へとシフトしています。つまり、どの業種で許可を取るかによって、今後の売上や案件獲得の可能性が大きく変わる時代です。

この記事では、2025年に需要が伸びると見込まれる工種を最新データと制度改正をもとに整理し、「需要の追い風」+「許可取得の難易度」+「初期費用感」を横並びで比較します。最後に60秒セルフ診断を設けて、自社がどの許可を狙うべきか具体的に見えるようにしました。


ランキング一覧(2025年版ベスト10)

順位業種追い風の根拠難易度初期費用感
1解体工事空き家900万戸、改正空家法で行政措置強化
2電気工事EV・再エネ・蓄電設備の普及
3電気通信工事5G人口カバー率98.4%、ローカル5G
4内装仕上リフォーム需要・オフィス改修低〜中
5防水工事マンション修繕周期・共同住宅比率高
6水道施設老朽インフラ更新・耐震化中〜高
7造園工事都市緑化・グリーンインフラ政策低〜中
8管工事省エネ空調・給排水更新
9舗装工事道路維持更新・バリアフリー・無電柱化
10熱絶縁工事省エネ法改正で断熱ニーズ拡大

第1位:解体工事業

空き家は全国で900万戸(空き家率13.8%)に達し、今後も増加傾向です。さらに2023年改正空家法で「管理不全空家」にも行政が措置できるようになり、各自治体で助成金を活用した解体案件が増えています。

解体業は新築減少の時代でも案件が安定しており、産廃処理とセットで取り扱うことで収益性が高まります。

  • 難易度:中(専任技術者の実務証明がポイント)
  • 初期費用感:中(許可申請+産廃体制整備)

第2位:電気工事業

住宅・小規模店舗・公共施設におけるEV充電器・太陽光+蓄電池・高効率設備の導入需要が増加。特に「既存建物への後付け」が中心で、案件は安定的に発生しています。

  • 難易度:中(第二種電気工事士資格や実務証明が必須)
  • 初期費用感:中

第3位:電気通信工事業

5Gの人口カバー率98.4%(2025年3月末時点)。加えてローカル5G、教育・公共施設のWi-Fi更新、防犯カメラ・LAN配線工事が増えています。電気工事との相性が抜群で、セットで許可を取ることで営業の幅が広がります。

  • 難易度:中(弱電分野での実務証拠が必須)
  • 初期費用感:中

第4位:内装仕上工事業

リフォーム市場やオフィス改修(ABW対応)で案件は継続的。小規模工事から着手でき、単価は低めでも回転率が高いのが強みです。

  • 難易度:低〜中
  • 初期費用感:低〜中

第5位:防水工事業

マンションの大規模修繕や屋上防水更新が定期的に発生。共同住宅比率が高い都市部では需要が途切れにくい分野です。

  • 難易度:中
  • 初期費用感:中

第6位:水道施設工事業

水道管の老朽化・耐震化が国策として進められています。公共工事が中心のため、元請体制や技術者要件が厳しいのが特徴。

  • 難易度:高
  • 初期費用感:中〜高

第7位:造園工事業

公園整備や都市緑化、グリーンインフラ関連で安定的な案件があります。自治体案件が多く、地域密着型の事業者と相性が良いです。

  • 難易度:低〜中
  • 初期費用感:低

第8位:管工事業

空調・給排水・省エネ設備の改修案件は引き続き堅調。設備系の経験がある事業者は横展開しやすい分野です。

  • 難易度:中
  • 初期費用感:中

第9位:舗装工事業

道路の維持補修、バリアフリー化、無電柱化工事など長期需要はありますが、大型機械や体制が必要。

  • 難易度:高
  • 初期費用感:高

第10位:熱絶縁工事業

2025年の省エネ法改正で、非住宅建物の断熱義務が拡大。設備断熱の専門性を持つ会社には大きな追い風となります。

  • 難易度:中
  • 初期費用感:中

許可選びを間違えないためのセルフ診断

以下をチェックすると、自社に合う業種が見えやすくなります。

  1. 現在の主な工事(内装/解体/設備など)
  2. 社員の資格・実務経験(第二種電気工事士、一級施工管理技士など)
  3. 公共工事か民間工事か、主な営業エリア
  4. 今後取りたい案件単価の目安

これらを整理すると、「すぐに取れる許可」と「準備して数年後に狙う許可」の優先順位がはっきりします。


まとめ

2025年の建設業は、解体・電気・電気通信・省エネ改修系が特に伸びる分野です。ただし、実際に許可を取るには専任技術者の要件や財務基盤が不可欠です。闇雲に選ぶのではなく、自社のリソースと将来戦略を照らし合わせて「どの業種から取るか」を決めることが、最短での成果につながります。

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